garden, architecture, art

田園調布, 多摩川 riverside

多摩川を背後に緑豊かな日本有数の高級住宅地とし知られる田園調布。1923年に分譲が始まり、放射状に広がる3本のエトワール型の道路を造り、それぞれ200メートルほどにわたり159本の銀杏の大樹が街路樹として植えられています。広場と公園を整備し、庭を広くとり緑地の一部とし、街全体を庭園のように開発されている田園調布を、宝来公園、多摩川台公園、田園調布せせらぎ公園の緑や水辺とともにこの街の魅力を紹介します。

東横線と目黒線が乗り入れている田園調布駅は、一度は駅の地中化に伴い解体されましたが、2000年に田園調布駅のシンボルとして、大正12年(1923年)の開設時のものを復元しています。噴水を中心にした西口ロータリー、そこから広がる放射状および同心円状の道路、街路樹の銀杏並木は旧駅舎と合わせて広く知られており、田園調布の街のランドマークです。

旧駅舎と合わせて田園調布のランドマークとして広く知られている絵になる街路樹は、春夏秋冬どの季節も美しく、四季の移り変わりを楽しむことができます。

東急電鉄田園調布駅よりイチョウの並木道を歩いて6分のところに宝来公園があります。斜面にある自然林をそのまま活かした、約70種1,500本の樹木が生い茂り、春には紅白の梅や桜、初夏には新緑と藤、秋には椎の実、冬には椿と、季節ごとに木々の表情が楽しめます。5月に咲く300株ほどの黄菖蒲も美しく、湧き水のある池ではカルガモや甲羅干しするカメ、鯉の姿を目にすることもできます。

宝来公園より多摩川駅に向かって歩くと美しい街並みに溶け込むようにして佇む一軒家のイタリアンレストラン田園調布倶楽部があります。ここでピザやパスタを食しながら一休み。

次は、多摩川駅の東口駅前にはある田園調布せせらぎ公園を散策。東京名湧水57選の湧水と緑に囲まれた豊かな公園です。園内は大きな湧水池が2ケ所あり、水生生物が生息し、木々の緑が濃い公園です。また、春にはサクラ、秋にはイロハモミジの紅葉を楽しむことができます。

本日の散策の締めは、多摩川八景に選定されている多摩川台公園です。多摩川沿いの丘陵地、高台に750メートルにわたって広がり多摩川を一望できます。晴れた日には富士山や丹沢の山並みの景色も望めます。都内最大級の前方後円墳を含む亀甲山古墳や宝莱山古墳と、その間に多摩川台古墳群と呼ばれる8基の古墳があり、周辺の古墳と合わせて田園調布古墳群とも総称されます。亀甲山古墳は、4世紀後半~5世紀前半ごろに造られた前方後円墳で、国の史跡に指定されています。自然林の道、展望広場、水生植物園、四季の野草園、あじさい園、山野草のみち、広場など見所も豊富です。園内より1955年に建てられた田園調布協会の聖堂を眺めることもできます。

Auther:Mamiko Kusano

CREAZIONE Co.Ltd. Director
From Tokyo
2006 Established CREAZIONE Co. Ltd. I mainly work on branding, digital branding, space design, and furniture design.

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